このブログの登場キャラ
「自分が好きなものを他の人も好きとは限らない。自分が嫌いなものを他の人も嫌いとは限らない」を家訓にしているにわかオタク一家。登場しないけどままもいる。

1978年9月生まれのにわかオタクおじさん。しいとまあの父親。
得意ジャンルはマンガ・アニメ・ゲーム。
アイコン画像は自作。当然だが自画像ではない。
2023年10月25日(水)に車に撥ねられ、現在自宅療養中。

2010年9月生まれのにわかオタク娘。性格はドS。
得意ジャンルはマンガ・アニメ・ゲーム。
アイコン画像は自作。たぶん自画像ではない。

2013年4月生まれのにわかオタク息子。話ベタなので登場頻度は少なめ。
得意ジャンルはゲーム。アニメは観るけどマンガは読まない。
アイコン画像は自作。何を描いたのかここでは敢えて触れないでおく。
オープニングトーク

突然ですが2023年10月25日(水)の朝に車に撥ねられまして、つい先日まで入院をしておりました。

ビックリしたよ、ホントにもう!

(。。*) ウンウン!!

現在は自宅療養に切り替わっておりますが、長時間パソコンに向かうなどはまだまだ厳しく、事故から今回までの記事は書き溜めていたストックを簡単に手直ししたものを掲載しております。

で、そのストックも今回の記事で尽きる……と。

そろそろ『ティアキン』について語ろうかとも思ってたんだけどねぇ……。そんなわけなので今回は予定を変更して、かつて世界中を熱狂させた頭脳戦マンガの名作『DEATH NOTE』について語っていきたいと思います。

「世界中を」って言いすぎでしょ。

…………。

え……マジで?

しいが生まれるよりも5年くらい前の話だけどね、チョットした社会現象になってた。メディア展開の幅も広くて、実写映画化、アニメ化、ドラマ化、その他諸々。中でも実写映画はオリジナル要素が多めであるにもかかわらず原作ファンも納得、或いは「原作を超えた!」と言わせるくらいの出来だったんだ。

ちなみにウチはマンガしか読んでないし、まあに至ってはかろうじてリュークがわかるくらいだけど。

(。。*) ウン

しいがマンガで読んだのって小5くらいのころだったっけ?

うん。だからあんま内容覚えてないかも。

さっきも言ったとおり実写映画はオリジナル要素も多いけど、アニメのほうはほぼ原作準拠。おさらいの意味も込めて、どっちもいつかみんなで観たいとは思ってる。

え? 我が家にあるの?

実写映画はDVDのcomplete setを持ってます。アニメは……録画したやつが探せばどこかにあると思う。

知らなかった。それはすごく観たいかも。

(。。*) ウン

ちなみ今回語るのは原作がメインだけど、ところどころで実写映画やアニメについても語るかも。原作未読・実写映画とアニメ未視聴の方はこの先ネタバレあるのでご注意ください。
『DEATH NOTE』ってどんな作品?

『DEATH NOTE』はオレが20代前半のころに週刊少年ジャンプで連載されていた頭脳戦サスペンスマンガで、原作を大場 つぐみ先生が、作画を小畑 健先生が手掛けているよ。単行本は全13巻で、ほかにも連載終了から約15年が経った2021年に全1巻の短編集が発売されたんだ。

そんな前の作品だったことに驚き。

これから初めて読む人でもあんまり「昔のマンガ」って感じることはないんじゃないかな? 画もストーリーもそのくらい色褪せない名作中の名作です。ちなみに『DEATH NOTE』の連載終了後は類似作品がいくつかあったらしいけど、本家を超えられたものはなかったと思われる。

なのに実写映画版は「原作を超えた!」ってファンもいるくらいの出来だった、と。

あれはね、確かにスゴかった。実写映画版は前後編もので、オレはどっちも劇場へ観に行ったんだけどさ。前編を観たときは「アレンジしたわりにはまあ頑張ったほうなんじゃない?」くらいにしか正直思ってなかったのよ。

何様だ!?

(。。*) ウンウン!!

原作ファンとして実写映画オリジナルの要素が入ってることが少なからず気に入らなかったんだろうね。だから後編を観たときは後ろから頭をガツンと殴られた気分だったよ。

本当に殴られてしまえばよかったのに……。って言うか、そんなに衝撃的だったんだ?

最後の決着のつけ方がね、なんと言うかスゴイ腑に落ちて――敢えて詳細は語らないけど、その方法が『DEATH NOTE』の世界の〝ルール〟にしっかりと則ったものだったんだ。あれは原作を読んでいた人ほど衝撃を受けたんじゃないかな。「なるほど、その手があったか!」って感じで。

ますます観たくなったわ、実写映画版。
『DEATH NOTE』ってどんなストーリー?

死神たちが所有する、名前を書いた相手を死に至らしめることができるデスノート。これをリュークという死神が人間の高校生・夜神 月に与えたところから物語は始まり、人一倍正義感の強かった月はこのデスノートを使って世界中の犯罪者たちを次々と殺害。そして正体不明の殺人者・キラとして、彼は自身の望む「新世界」を作ろうとする――ってのが大まかなあらすじかな。

これだけだとなんだか「子どもの考えたオレ最強の勧善懲悪ストーリー」みたいな感じに聞こえちゃうけど……

だね。でも『DEATH NOTE』という作品は決して夜神 月というダークヒーローの〝世直し譚〟ではありません。そのキーパーソンとなるのが「世界一の探偵」と名高いL。犯罪者だけが不可解な死を遂げるという現象に世界中の人々が不審を抱き始める中で、彼がその捜査に乗り出してきます。

出た! L!

このLと月の頭脳戦こそが『DEATH NOTE』の真骨頂――Lは姿なき殺人者・キラを捕まえるため、月は正体不明の探偵・Lを抹殺するため、互いに相手の思考・心理を探り合い、常に相手の一歩先へ、或いは相手の裏をかこうと手練手管の限りを尽くす――その様子は読んでいて唸らずにはいられません。

月 vs Lは最初から白熱だったもんね。

全世界同時中継のアレだね。あの攻防できっと多くの読者が『DEATH NOTE』という作品に心を掴まれたんじゃないかな?

Lが出てきたと思ったらあっさり月に殺されて、かと思ったらそれは罠で、そこからキラが超常の力で殺人を実行していることと関東に住んでいることを見破っちゃうんだもの。その先の展開が気にならない人なんている?

いねえよなぁ!!?

はいはい、読んでないマンガをネタに使わないの。ファンの方たちに怒られろよ?

「怒られるよ?」って諭されるんじゃなくて願望を込められた……。
『DEATH NOTE』の魅力は?

『DEATH NOTE』の巧いところはさ、主人公である月が〝悪者〟なところだと思うんだよね。

? それのどこか「巧い」なの?

だって普通は主人公のほうが〝正義〟じゃん?

そりゃまあね。少年マンガで〝悪者〟を勧めるわけにはいかないし。だから〝悪者〟はだいたい倒されちゃう。

そう、まさにそこ! 主人公が〝正義〟の場合はさ、読者の多くが心のどこかで主人公の勝利を確信しちゃってるんだよ。だからどうしたって「主人公と敵のどっちが勝つか」ではなく「〝悪者〟にどうやって勝つか」を楽しむことになる。

あ、そっか。『DEATH NOTE』の場合は主人公が絶対に勝つとは限らないんだ。たとえ補正があったとしても〝悪者〟だから。

そういうこと。つまり月を〝悪者〟にすることで「主人公と敵のどっちが勝つのか」も純粋に楽しむことができる作りになってるわけ。

言われてみれば最初の対決のあと「月とLのどっちがどんなふうに勝つんだろ?」って思った覚えがあるわ。

だからこそ『DEATH NOTE』最大の魅力である〝頭脳戦〟がより白熱するわけ。

月とLのやりとりが読んでてホント面白いよね。ふたりともすっごく頭いいし。

これは『DEATH NOTE』に限らずの話だけど、「相手は恐らくこんなことを考えている」からの「そしてこちらがそれに気付いていることに向こうも気付いている」的な流れが個人的にはすごく好き。なんだか「頭脳戦してる!」って感じがして。

わかる。先読み・深読みは天才キャラに必須な思考回路だよね。

しかも『DEATH NOTE』の場合はその先読み・深読みがそこまでくどくないからね。文字量の多いところもあるけど、比較的読みやすい。

なんせ小5のウチが読めたくらいだからね。
『DEATH NOTE』で好きなキャラは?

Lです。

名乗ったの?

違う違う。好きなキャラの話。

珍しく男性キャラだね。まあウチもLだけど。

あの変人っぷりは癖になるよな。

勝つためには手段を選ばない感じだし、普通ならためらうことも平気でやっちゃうし――人として欠けてるところもだいぶあるけどね。

でもLって道徳や葛藤が全くないヤツってわけでもないと思うんだよね、オレは。でなけりゃ月はかなり早い段階で詰んでるんじゃないかな?

言われてみれば……家にカメラを仕掛ける時も女性には配慮してたっけ。

頭のいい人ってさ、傍からだと2~3段スッ飛ばしてるように見えるけど、実はオレたち凡人とそのプロセスはあんまり変わらなくて、単に答えに辿り着くのが速いだけだったりするんよ。

2~3段飛ばしてるんじゃなくて、すごく速く歩いてる――みたいな感じ?

そういうこと。だからLの行動もぱっと見では奇抜で凡人からすれば意味不明だけど、よくよく考えてみると実はちゃんと理に適ってる。

でも時々無茶なこともするよね?

確かに――さっき言ってた全世界同時中継の時とかね、デスノートで殺せる対象が〝顔と名前を知っている相手〟じゃなかったらあの時点で負けてたし。他にも一番疑っている月の前に堂々と姿を見せたりね。なんか自分の命にはあまり重きを置いてない感じがある。

そういう意味ではやっぱり変わり者なんだろうけど――でも、読者人気はすごく高そう。

実際高かったと思う。おかげで原作の第2部から登場したLの後継者・ニアとメロは、ファンからも作中の月からもことあるごとにLと比べられてチョット不憫だったわ。

逆に月の人気はどうだったの? 今でも「計画通り」の画像はネタでよく見かけるけど。

今でこそネタでしか画像を見かけないけど、月も読者人気は高かったんじゃないかな。作中でもモテモテだったしね。それに信者もいたし。

信者と言えば最後に裏切った人がいたよね? 名前忘れちゃったけど。

魅上のことかな。アイツの場合は「裏切った」と言うより「信奉していたキラに裏切られた」のほうが正しいかも。

そうそう、そんな名前の人。捕まって最後に月をクズ呼ばわりしてた。

ちなみにアニメだとね、魅上は最後までキラ信者であり続けるんだ。ボールペンで自分の首を刺して刑事たちの目を引き、その隙に月を逃がそうとする。

そんな展開になるの!?

そのあとも少しだけアニメオリジナルの展開が入るけどね、話の大筋は変わらないかな。

アニメのほうにも興味が湧いてきちゃったな。
エンディングトーク

そんなわけで今回は『DEATH NOTE』について語ってきました。

全体を通して面白い作品だけど、ウチは第2部より第1部のほうが好きかな。

そういう人はけっこう多いね。やっぱりLの存在が大きかったみたい。

だからって第2部が嫌いなわけじゃないんだけどね。

それはオレも同じ。第2部は第2部で良作よ? だからもし『DEATH NOTE』を読んだことがないって人がいたらぜひ全部読んでほしい。

全13巻ならそこまで長くもないしね。

――と、まあそんなわけで今回はこのへんで。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。See you again!

(,,ᴗ ᴗ,,) ペコリ

